記念塔の生い立ち(P-1)

○昭和43年(1968)は北海道開道百年に当たりその記念式典は9月2日に札幌市円山陸上競技場で、天皇皇后両陛下を迎え、 招待参列者3,500名、一般参列者23,500名、公開演技者10,000名、道民スポーツ大会参加者8,000名によって式典、祝典行事が実施された。
(これに先駆け、昭和43年6月14日から8月18日まで(66日間)札幌市真駒内自然公園で博覧会を開催、 また昭和43年8月31日、札幌市内の中島スポーツセンターで、百年記念式典の前夜祭が開催された他、 道内各地で記念スポーツ大会が行われた。)

○百年記念として、野幌天然林を永久に保存しつつ、自然と親しむ野外休養の場を設けた公園として整備し、その中には記念施設地区、 森林保全地区などの地区が計画された。 

○百年記念として、開発につくした人々に対し、感謝の誠を捧げるとともに、将来に向かってたくましい 北海道の発展を誓う目的で、記念塔を建設することとし、その建築作品(デザイン)を全国より募り、優秀な作品を求めた

記念塔の建設は、道民の総意をこめて建設することとし、100年にちなみ道内の各戸に100円の募金運動が行はれ、それを基に建設された。

S43(1968)年8月竣工
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